発達発育の相談とは
お子さまの発達や発育は、その子が持って生まれた特性や取り巻く環境などが複雑に影響し合いながら進んでいくプロセスです。
そのため、成長のスピードや様子には非常に大きな個人差があります。
当院では、画一的な基準に当てはめるのではなく、その子ならではの「個人差」を十分に考慮いたします。
保護者の方と一緒に、お子さまの歩みに合わせた丁寧な見守りとアドバイスを行っておりますので、どんなことでもお気軽にご相談ください。
体格や成長のタイミングに関するご相談
以下のような変化や違和感に気づかれた際も、遠慮なくお問い合わせください。
- 低身長
- 周りのお子さまと比べて背が低い、成長の伸びがゆるやかになった。
- 思春期の兆候
- 思春期の変化(体の成熟など)が始まるのが早すぎる、あるいは極端に遅いと感じる。
これらの症状の背景には、小児特有の内分泌(ホルモン)系の疾患が隠れている可能性もあります。
- 言葉が遅い
- 会話が成り立たない
- 集団行動がとれない
- 友人と遊べない
- 落ち着きが無い
- 気が散りやすい
- 思い通りにいかないとパニックになる
- 感情コントロールができない
- 自分勝手な振る舞いが目立つ
- 好きなことしかしない
- こだわりがひどく強い
- 勉強について行けない
- 手先が不器用
- 音に過敏
- 学校に行けない
- 教室に入れない
- 育児がうまくいかない
- 身長がほかの子と比べて低い
- 思春期が早い、遅い
低身長
低身長とは
お子さまの背が低い場合、ご両親の体質を受け継いだ「遺伝」や「体質」によるものであることが多いです。
しかし、中には治療が必要な原因が隠れていることもあります。
- ホルモンの影響
- 身長を伸ばすために必要な「成長ホルモン」などが十分に分泌されていないケース。
- 出生時の状況
- 生まれた時に小さく、その後の成長がゆるやかなケース(SGA性低身長症など)。
- その他の原因
- ごく稀ではありますが、染色体や骨の病気が原因となっていることもあります。
これらの病気は決して多くはありませんが、早期に発見して適切な治療を始めることで、身長を伸ばせる可能性が高まります。
身長が伸びすぎる場合(思春期早発症など)
逆に「周りの子に比べて急激に身長が伸びている」という場合も、注意が必要なことがあります。
例えば「思春期早発症」などの病気が隠れていると、一時的に背は伸びますが、早い段階で骨の成長が止まってしまい、最終的な成人身長が低くなってしまうことがあります。
身長が低くなる主な原因
- SGA性低身長
- お母さんのお腹の中にいる期間(在胎期間)に相当する標準身長・体重に比べて、小さく生まれたお子様で、その後キャッチアップしなかった場合に身長が低くなることがああります。
- 栄養不足
- バランスがとれた食事を摂取しているのであれば、まずあり得ません。
ただ、栄養不足に陥っているようであれば、これが原因で低身長を招くこともあります。 - 内分泌疾患
- 成長ホルモンは成長期の子どもの身長を伸ばすのに欠かせないものですが、そのホルモンの分泌が弱いような疾患がある場合、低身長になってしまう可能性があります。
- 染色体異常
- ターナー症候群などの染色体異常によって身長が低い場合があります。
思春期早発・遅発症
思春期早発症(ししゅんきそうはつしょう)
平均よりも早く思春期が始まってしまう状態です。
治療の目的
- 将来の身長を守る
- 早く体が完成してしまうと、成長が止まるのも早まり、最終的な身長が小柄なまま終わってしまうことがあります。
治療で進行を緩やかにし、背が伸びる期間を確保します。 - 対応
- もし腫瘍などが原因で思春期が早まっている場合は、その根本的な治療を最優先します。
思春期遅発症(ししゅんきちはつしょう)
男子で14歳以上、女子で12歳以上になっても二次性徴が見られない状態です。
低身長を伴うケースも多く見られます。
- 対応
- 特に原因がない「体質性」の場合は経過観察となります。